2016年に、フランスのパリで誕生したマウスピース・メーカー「Syos(サイオス)」は、管楽器音響の専門家であるPauline(ポリーヌ)と聴覚知覚の専門家であるMaxime(マキシム)の2人によって生み出された革新的メーカーです。
「Syos」は“Shape Your Own Sound”の略で、直訳すると『独自のサウンドを創る』。プレイヤーが求めるサウンドに少しでも近づけるサポートをしたい、という意思がブランドの名前に込められています。
マウスピースにとって重要な要素である内部形状。バッフルの形状と長さ、チャンバーの形状とサイズ、マウスピースの開き、フェイシングカーブなど…。それらを3Dプリンタを用いて1/100 ミリメートルの精度で調整していることでも話題で、その積み重ねにより各パラメーターの影響を研究しデータ化。奏者が望むサウンドを正確に得られるマウスピースの生産に成功しています。
本メーカーは多数のミュージシャンモデルも展開していますが、今回は基本となる3モデル「Smorky」、「Steady」、「Spark」のアルトサックス用モデルを、サックスプレイヤーの元松惇亮さんをお迎えし検証します!
配信中はチャットのリクエストにもお応えしますので、ぜひリアルタイムにてご視聴ください。