2025年1月4日(土)~1月12日(日)に開催しました、「androp×イケシブ presents 15th. Anniversary & new album『hooray』Release記念 Special Exhibition」にてお預かりした機材のレポートをお届けします。
※展示時のセッティングはイケベスタッフが行っております。
※実際のセッティングとは若干の差異がある場合がございます。あらかじめご了承ください。
内澤崇仁 on Vocal, Guitar
Fender Stratocaster 1959 Hardtail
1959年製のFender Stratocaster Hardtailモデル(トレモロユニット無し)。内澤のメインギターとしてandrop初期から「Bell」「Yeah! Yeah! Yeah!」「Voice」など多くの楽曲で使用されている。ピックアップセレクターは5ウェイに変更されており、指板はメイプル、コンデンサーはダイレクトロンを搭載。フレットはジャンボフレットに一度打ち替えた後、さらにもう一度打ち替えられている。
Rickenbacker 360V64
1990年代製のRickenbacker 360V64。androp初期から使用されており、主に持続音を生み出すボウイング奏法(弓を使用した演奏法)に使われる。「Tonbi」のアルペジオや「Strobo」「O」「Rising Star」「Kaonashi」「Lost」などの楽曲で使用されている。
Martin D-18E Retro
2013年製のMartin D-18E Retro。ライブでのアコースティックサウンドを支えるギターとして「Koi」「Hikari」「Shout」など多くの楽曲で使用される。Fishman F1 Aura Plusシステムを搭載しており、ピエゾピックアップとマイクシミュレーションを組み合わせて使用されている。アコースティックセッションや弾き語りライブでも使用されている。
Pedalboard
内澤のサウンドメイクを支えるエフェクターボード。ライブやレコーディングで使用され、音の質感を細かく調整可能。幅広い楽曲に対応できるよう構成されている。
MATCHLESS DC-30
1990年代製のサンプソン期MATCHLESS DC-30。andropのサウンドを支えるアンプで、クリーンからクランチまで幅広く対応可能。ほとんどのレコーディングで使用され、androp初期から現在に至るまでライブやスタジオで使用されている。
Bow(弓)
ボウイング奏法に使用される。Rickenbackerと組み合わせることで、持続音と独特の雰囲気を生み出す。「Strobo」「O」「Rising Star」「Kaonashi」「Lost」などの楽曲で使用されている。
佐藤拓也 on Guitar
前田恭介 on Bass
Fender Japan JAZZ BASS
人生で初めて手にしたベース。内澤くんと初めて合わせた時もこのベース。
My First Fenderという企画でも取り上げられているのでそちらも参照して欲しい。
当時はこのベース1本で全てをこなそうとしていたので、音を良くしようとほとんど全てのパーツが変更されている。
aguilar DB751
キャリア初期から今まで使用しているベースアンプ。当時目標にしてた吉田一郎氏が使っていると聞き、使い始める。独特のシルキーかつパンチの効いた音色は唯一無二。
伊藤彬彦 on Drums
CANOPUS Birch Series
キックとタムとフロアはカノウプスからレンタルしているものなんですが、カノウプスのバーチシリーズで、これはライブレコーディング問わずandropや他の現場でもメインで使っているものと同じシリーズです。(andropではタムフロアはネオビンテージM2-EXというシリーズを使っているのでちょっと違います)
Ludwig LM400 60’s
スネアは60年代のラディックLM400でこれもライブレコーディング問わずあらゆる場面でメインで利用しています。1/11までの展示品は、2024年にandropと並行して動いていた他現場で持ち回っていた一式で、12日の展示品がandropでメインで使っている機材です。